最終更新日 2021年12月23日
NAS内の動画/音楽データをKODIを通して使用する為の備忘録です。
想定は上記構成図に従っています。
- AndroidTVBoxをHDMIで大画面テレビに接続します。これで普通にスマートテレビ状態です。
- NASに保存している動画ファイルを大画面テレビに映し出すためにAndroidTVBox内のKODIを設定してSMBプロトコルでNASの共有フォルダ内の動作ファイルにアクセス出来る様にします。
これを実現するためには幾つか設定変更を行う必要があります。デフォルトの設定のままではうまくゆきません。
- IODATAのLANDISKの場合、HDL-Aの時代(2014年頃)はSMB1.0にしか対応していない様です。HDL-TやHDL2-Aもこのグループです。
- IODATAのLANDISKの場合、HDL-TAの時代(2017年頃)はSMB2.0の対応がやっとのようです。
- IODATAのLANDISKの場合、HDL-AAの時代(2019年頃)はSMB3.0の対応を謳っています。HDL2-AAもこのグループです。
- IODATAのLANDISKの場合、HDL-AAXの時代(2020年頃)はSMB3.1の対応を謳っています。HDL2-AAXもこのグループです。このモデルはSMB1.0を切ることが可能です。
- SMB1.0はセキュリティの問題からWindows10でサポートされていません。AndroidTVBoxの接続先にSMB1.0デバイスがあるかどうかは事前調査が必要です。
- AndroidTVBoxは有る程度新しいバージョンのものがいいです。安価なTVBoxはOSバージョンが10以降かと思います。この辺りのモデルならメモリも4GB搭載しており、トラブルが少ないかと思います。
- KODI > 設定 > サービス > SMBクライアント で設定変更を実施します。※エキスパートに変更しないとこのメニューが見えません。
- 最低プロトコルバージョン が デフォルトで なし かと思います。これを SMBv1 に変更します。
※もしSMB1.0のみ対応のNASが無ければSMBv2にした方がいいかもしれません。
- KODI > ビデオ > ビデオソースを追加 > 参照 で『ネットワーク上の場所を追加』を選択する。
入力完了したらOKを押す。
※この時決して『Windowsネットワーク(SMB)』を選択しないでください。『ネットワーク上の場所を追加』を選びそこでプロトコルとしてWindowsネットワーク(SMB)を選んで先に進みます。
- プロトコル:Windowsネットワーク(SMB)
- サーバ名:NASのIPアドレスを入力する
- 共有フォルダ:空のまま
- ユーザ名:共有フォルダの登録ユーザ名
- パスワード:共有フォルダの登録ユーザ・パスワード
- 新しい共有の参照 に上記で設定したサーバが登録されているはずです。OKを押して選びます。
- 参照ボタンを押してパスを選択し、OKを押すことでビデオを参照出来るようになります。
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