最終更新日2021年12月4日
IODATA社の「HDL2-A」というNASを2015年頃から使用しています。このNASですがあるときからWindows10PCから認識出来なくなりました。同じLAN上にあるWindows7PCでは問題無く認識出来ていますし、STBからもファイル共有出来ています。これが不思議で原因を突き止めたく調査しました。
- 何時から「HDL2-A」が認識出来ないのか?よく判っていません。
- 「HDL2-A」はブラウザから設定出来ます。実際に「HDL2-A」にブラウザからアクセスすると問題無くアクセス出来ます。
当然pingも通ります。- HDL-TAというのも所有しています。こちらもネットワークに列挙されませんが、直接 \\LANDISK でアクセス可能です。
しかし「HDL2-A」は \\LANDISK のアクセスも拒否されるのです。同じような経験をされた先人はたくさんいるモノです。ちゃんと解答がありました。
原因は Windows10のUpdateにてSMB(Server Message Block)の扱いが変更されたことにありました。
SMBとは Windowsのネットワークでファイル共有やプリンター共有などを行うためのマイクロソフト独自の通信プロトコルのことです。
最新版はSMB3.0だそうです。「HDL-AAX」でSMB3.0に対応したという記述があります。
Windows10のUpdateで強制的にSMB1.0のサポートを切った事が今回の原因でした。2015年台だとSMB1.0にしか対応してしないサーバーを搭載したNASがまだまだ存在しており、「HDL2-A」は当にそれでした。解決策ですが、「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」の「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチェックを有効にすることです。
iodataのサポート&サービス > Q&Aにも情報があります。
https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s30023.htm
これとは逆になるのでしょうか?HDL-AAXにSTBのKODIからアクセスしても中身が見えないという問題があります。この件は現在調査中です。
AndroidTVBOX:Tanix TX6s には KODI18.1がインストールされていました。普通はKODIを起動してリンクされているメディアから動画・音楽ファイルを読み出して再生するのですが、ネットワーク先のファイルを読み込み対象とすることも可能(メディアセンタ)です。DLNAサーバとかしか再生出来ないのなら便利さ半減ですが、KODIはSMBサーバに対してもリンク出来ます。つまりWindowsの共有ファイルに対してアクセスしたり、NASに対してアクセスしたり出来るのです。
ID/パスワードで管理されているストレージにアクセス出来るのはそれなりに意味はあります。本題です。Tanix TX6sのKODI18.1からHDL-TA或いはHDL-2の共有フォルダにアクセスする事は問題無く出来ますがHDL-AAXを登録しても中身にアクセス出来ません。この原因が判りません。こちらに関しては先人が見つかりません。
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